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甘いものを食べていないのに虫歯になる?

寒くなってきましたね。
「こたつでみかんを食べながらのんびり」というのは冬だからこその楽しみではないでしょうか?スーパーなどで箱にたくさん入って販売しているのを最近見かけるようになりました。

「みかん」であれば健康にも良さそうだし、チョコレート食べるより良さそう!というイメージがありませんか?手軽に食べることができ、カロリーも低くついつい食べすぎてしまう方も多いかと思います。

みかんはビタミンCや食物繊維が豊富なため、肌荒れや風邪の予防に効果があると言われており、栄養豊富な食べ物です。


ですが「歯」の観点から見ると、みかんは虫歯になるリスクが高い食べ物に当たります。

こたつでゴロゴロしながらみかんを食べてそのままお昼寝…というのは、とても気持ちが良いのですがおすすめできません。

◉ 酸っぱい食べ物で歯が溶ける!?

その理由は、みかんのような酸っぱい食べ物は、歯のエナメル質を溶かす「酸」が多く含まれているからです。酸により歯が溶けている状態を「酸蝕症」と言います。


「甘い炭酸飲料水を飲むと歯が溶けるよ!」と子どもの頃に言われたことある方もいらっしゃるかもしれません。それと同様に、酸性度の高い以下のような食べ物は歯が溶けるリスクが高くなります。

酸が多く含まれる飲食物>
●みかん、レモン、苺などの酸っぱい食べ物
●炭酸飲料、スポーツ飲料
●お酢(黒酢のドリンクなども含まれます)


◉ 歯を溶けないようにする予防法

そうはいっても、みかんも美味しい時期ですし、炭酸を飲むのは楽しみのひとつ!という方も多いかと思います。

一切食べてはいけないということはありませんので、以下の点を取り入れていただき、飲食を楽しんでくださいね。

歯を溶けないようにするための3つの予防法

1. 酸っぱいものを飲食した後は 
  30分後に歯磨きをする

・飲食した後は歯が柔らかくなっていますので
30分ほど経ってから歯磨きをしてください。

・歯磨きができない場合は
口をゆすぐだけでも取り入れてみてくださいね。


2. 酸の含む飲食物をだらだら食べない、飲まない


3. ストローを使う
酸が歯に直接触れることを避けることができます。

◉ みかんが好きな方こそ適切な「歯磨き」を

酸による歯の影響は、見た目にもわかりにくく、ご自身が気がついたときには症状が進んでいることもあります。

食べ物などを変えることはなかなか難しいと思いますので、「酸」が多いものが好きな方こそ、日常的なセルフケアが重要となります。その中で重要なのは「歯磨き」です。


酸を含むものを食べた後に歯磨きをきちんと行なっていても、磨き残しがあればそこから「酸蝕症」が進行してしまいます。


むらまつ歯科では、歯科衛生士が患者様の歯磨きの癖や歯並び、磨き残しが出やすい部分を把握した上で、患者様に合ったブラッシング方法や、歯ブラシの選び方までアドバイスいたします。

定期検診にてお伝えしておりますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。

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